組織風土とは、組織で働く人達に直接的あるいは間接的に認識されている「その組織固有の雰囲気」です。 組織風土は、その組織に働く人達に共通の考え方、行動をもたらします。このため、風土によって働く人達の行動が変わり、ひいては組織業績も変化することになります。
組織風土診断は、顧客企業様の企業文化(組織風土)が企業を存続させ、発展させていくうえで好ましいものになっているかを調査し、課題を明らかにすることを目的としております。
アルタークスでは、好ましい企業文化(組織風土)の5つの要素が組織を構成している社員・職員の心情・気質・行動模範として保有されている状態であると考えております。
@ 同一の危機感 A 共通の価値観 B 自信と信頼 C 感謝の気持ち D 高い要求水準
以上の5点に着眼して、診断します。
より、具体的に説明しますと、はじめに、「同一の危機感」が保有されていなければならないと考えるのは、「現状のままでは、企業の成長は確保されない」「自己の成長や生きがい感を得続けることができない」という危機感がないところに、現状を改善しようとする意欲や進歩への情熱が沸いてこないからです。従って現状をいつも正しく認識させ、前向きの改善意欲を醸成することがまず必要となります。
しかしながら、「同一の危機感」を持ったとしても、その危機感を好ましい方向へと導いて行くには、企業の向かうべき方向が明らかになっていなければなりません。そして、その方向にむけて全社員が一丸となって進んで行くという状況が作られなければなりません。それが、ここでいう「共通の価値観」を保有するということです。
「共通の価値観」が保有され、向かうべき方向がはっきりすれば、つぎに求められるのが、「自信と信頼」です。いかなる困難があろうとも私なら遣り通してみせるという自信、我社ならば必ずやれるに違いないという自信、我社のメンバーなら必ずやり通してくれるに違いないという他人に対する信頼がなければならないと考えております。
このように、現状に対する「危機感」、共通の方向に向かう「価値観」、自己及び同志に対する「自信と信頼」が保有されていれば、その組織は当面順調に発展すると思われます。
しかしながら順調な状況が続くうちに、その組織の構成員が保有する心情、気質に微妙な変化が生じます。例えば、「自信と信頼」が「過信と増長」へと変質し始め、現状に対する「危機感」をも薄れてしまうことがあります。
そこで、次に必要となってくるのが、「感謝の気持ち」です。自分達が現在うまく過ごせているのは、結局は周囲の人たちの善意のおかげであり、目に見えない様々な支援をこの社会から得ているお陰なのだということに気づき、「感謝の念」を常に保有できていることが必要なのです。
しかし、これで終わりではありません。更に高みを目指す気持ちが必要です。それが「高い要求水準です。」
即ち「今どんなに好ましい状態にあろうとも、その状態に満足することなく、もっと素晴らしいものを獲得したいという欲望」を常にもって頂く必要があります。実は、それが会社や自己の発展にむけた積極的な行動を生み出す原動力になるからです。
そして、「こんな会社にしたい」「こんな人生を送りたい」という自己の要求が鮮明になればなるほど、現在の自分(組織)の状態が決して十分な状態でないことを強く認識するようになります。即ち「同一の危機感」が生まれてくるわけです。
上記について、各段階層毎に調査を行い、社内ギャップやモチベーション上の課題を鮮明に致します。
これらのような、「組織風土診断」に、ご興味のある場合はお気軽にお問合せください。
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